Loveletter/4月の雨

aiko( 柳井愛子 ) Loveletter/4月の雨歌詞
1.Loveletter

作詞:AIKO
作曲:AIKO

書き出しは唐突で二枚目から読んでしまったのかと
少しだけ焦ったよ だけど合ってた
話しかけてくれる様に始まった文章は
あたしの耳の辺りを熱くさせたよ

嬉しくて右手で口を塞いだ
恥ずかしくて何度も笑ってしまった
感情はあたしの意志を超えて揺れる

何度も何度も何度も読み返そうか
だけどそんなに読んだらあなたは嫌かな
何度も体に入ってくる言葉が苦しい

ねぇ一体どれくらい心の中を知れたのだろう
あなたがこの手紙を書いたのはもう過去

文字を間違わぬ様に丁寧に書こうと
思うと忘れそう 冷たい指先
大切にちゃんと言いたいのにうまく出てこない

何度も何度も何度も読み返したら
止まらない夜のループ
あなたが浮かんで何度も
止まる時の中あたしは眠れない

何度も何度も何度も読み返そうか
だけどそんなに読んだらあなたは嫌かな
何度も体に入ってきてしまうの…

一日一日時間が過ぎていってもこの文章彩る
愛しい言葉をどうかあなたが今も思ってくれていますように
ではさようなら


2.4月の雨

作詞:AIKO
作曲:AIKO

遠くまで届いているだろうか 時々不安になるけれど
あの日めくったページの先には あふれる程書き殴った想い

こぼれそうな涙の奥の潜む意味に気が付けなかった
何年も何年も前の遠い昔が 今でも昨日の事のよう

4月の雨
ゆっくり肌を濡らす知らせ
あなたもどこかで同じ時を生きている

二人だけで決めた約束に永遠の秘密を交わした
あの日から繰り返し必ず 窓の外はもう朝が来ている

空の色に負けぬようにとあなたが描く夢が好きだった
ため息は音になり耳に心に刺さる 今でも昨日のことのよう

瞳は雨
上がれば笑顔に会える知らせ
風が袖を抜けあたしを明日へ導く

きっとあなたはきっとあなたは
あなたを超える日が来る
そんなあなたをそんなあなたを
今でも想っています

4月の雨
ゆっくり肌を濡らす知らせ
あなたもどこかで同じ時を生きている
季節は巡るひと粒 赤い実を落として
あなたを待ってる 変わらずにこれからも
季節はまた来る あなたにもあたしにも


3.そんな話

作詞:AIKO
作曲:AIKO

あなたはあの時どう思っていたのか
少し気になっていたけれど
言える訳もなく時間が過ぎて あなたにまた逢って
出逢ったあの頃のまま あぁそのまま

随分昔の話 あなたがあたしに笑って言った
「お前は何でも話せる友達だよ」って
ねぇ今もやっぱり変わらないの?ねぇそうなの?

色々思い出した
紐がするりと解けていく様に
恥ずかしい事も嬉しい事も全部思い出してきた

少しは大人になった分 顔に出さなくなったけれど
大切な事の端っこをちぎって渡すくらいしか
勇気がなくて今は あぁ出来ぬまま

長い片想いも そろそろやめてしまいたいんだ
次に逢える様にと CD貸すのもやめるね

あなたはあの時どう思っていたのか
少し気になっていたけれど
言える訳もなく時間が過ぎて 少し後ろにいた
出逢った時の心が泣いてた
出逢ったあの頃のまま あぁそのまま


4.何処へでも行く

作詞:AIKO
作曲:AIKO

少し離れた場所にいても 優しく目が合えば
喉の奥が熱くなって 指先が痺れる

言葉に出来ない程に
あなたはあたしの全てなの
もっとあたしを知って
今からでもいい 何処へでも行く
あなたについてく

終わり貰った日々だから 一緒に居たいの
数えた夕陽の沈む時 想いは溢れ出す

毎日同じ所で立ち止まって考えるの
あなたにあたしの気持ち知って貰うには
何話せばいい?
何伝えればいい?

言葉に出来ない程に
あなたはあたしの全てなの
もっとあたしを知って
今からでもいい 何処へでも行く
あなたについてく